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ゆとり教育に賛成します


 

人生に夢が必要なのではない。夢が人生を創るんだ!!

 

 偏差値教育のおかげで、心で考えず頭で考える人間が量産されています。その結果、少しでも偏差値をあげて、いい大学へ進学することが良いこととされ、その誤った伝説が今も続き、様々な不幸を生み出しています。

 

 いい大学…。

 

 いい大学に入っていい会社に就職する?

 これがいかに不幸の始まりか、分らない人間が多すぎます。

 特に、この誤った価値観の最大の犠牲者は女性たちです。

 

 

 夢もなく、何となく偏差値で進学先を決め進学し、時が来たら就職活動。

 現実を見ましょう。

 一流大学を卒業して一流企業とやらへ就職できる人間が何%いますか?

 

 巷には高学歴のフリーターが大勢いますよ。

 何もできないから、必死に自分の学歴を自慢することでしか自分を確かめられない哀れな生き物も大勢いますよ。

 

 何の夢もなく、いや、夢があるつもりになっているだけで本当は夢なんかない、そんな人間が哀れな人生を送っています。

 必死に言い訳をしながら…。

 誤った価値観で大学へ進学し、ひたすら遊びまくります。これまでのうっ憤を晴らすかのように遊びまくります。バンバン酒飲みまくって、ばんばんセックスしまくって…。

 そして、就職活動をして就職します。

 就職先は当然のごとく自分の描いていた理想とは違います。けど、仕方ないから何となく仕事を続けます。事務職なら潰しがきかず転職もままならないでしょう。それに耐えられない人間は、すぐに会社を辞めて転職します。しかし、『新卒』という勲章もなく、学歴もただのお飾りにしかならない転職で待っている未来はたかが知れています。

 

 何をしたらいいのか、何がしたいのか分からない。

 けど、年ばかりが積み重なっていく。

 気の合う仲間とから騒ぎしているうちに30をこえてしまう…。

 最後は永久就職(結婚)すればいいや?

 けど、その彼氏と別れちゃったら?

 10年以上付き合っていた彼氏でも、あっけなく別れ話を持ってきますよ。男なんて干からびたタクアンよりもフレッシュなリンゴを好む生き物ですから。

 永久就職への道が閉ざされるなんて簡単なことです。

 

 ある人は一念発起して新しいことを始めようとします。たいてい、それは資格取得に走って、それに関連する仕事に就こうとします。めいいっぱいたまった有給休暇を使って資格取得の学校へ通います。そして、資格を取ったらその資格で転職します。

 留学なんて方法もありますか…。

 カウンセラーなんて人気があります。

 手品師なんてのもありますか…(松たか子)。ラブジェネレーション Vol.1

 占い師?

 

 介護士なんて人気があります。

 こういう時流を読める頭のいい人間はこれで金儲けをします。

 そんなこと微塵も考えずに、資格で仕事をしようとします。

 『ハロー!○ムスン』とか言いながら登録社員として働きます。

 ワーキング・プアの始まりです。

 『働けど働けどわが暮らし…。』の人生が続きます。

 

 苦しい生活…。

 けど、こんなしなびたタクアンの私でも、いつか白馬の王子様がわたしを迎えに来てくれる、いや、運命の人がきっと見つかる(シンデレラ・コンプレックス)、そんな夢をいだきながら働きます。時間とお金を全て自分の趣味に費やします。運命の人をゲットするために必死におしゃれをして夜の繁華街へ繰り出します。
 けど、低賃金のため家に入れるお金を払うことさえできない時もあります。
 そして、2〜3年もすると燃え尽きてしまい(燃え尽き症候群)、せっかく一念発起して取った資格の仕事も辞めてしまいます。心がないから、本気で自分と向き合うことをせず逃げてばかりいたから、簡単に辞めることができてしまいます。

 辞めてしまった自分に、逃げてしまった自分に、そして、周りの人間たちに必死に言い訳をします。
 『いい経験ができた』  …と、強がりを言いながら必死に自分に嘘をつきます。

 そして、また同じことの繰り返し…。

 心を持たない人間の哀れな人生です。
 夢を持たない人間の哀れな末路です。

 私は、こういう女性をたくさん見てきました。
 いや、金曜日・土曜日の夜、渋谷、新宿、六本木…、地元の繁華街へ行ってみましょう。こういうかわいそうな『おばさん』たちが必死におしゃれして喚き散らしているのを見ることができますから。

 

 

 夢も持たず偏差値を上げることだけを考え、進学した大学でも遊んでばかりで、何となく卒業してしまった。『大卒』なんて学歴は、事務職へつくための切符にすぎないことなど全く知らずに…。

 自分は何をやりたいんだろう?

 ある日、心の中に小さな夢の火が灯った。
 けど、気の合う仲間たちと酒を飲みながら騒いでばかりいると、その火が形になる前に消えてしまう。世の中にはたくさんの誘惑があって、それに流されてばかりいると永遠に夢なんか生まれない。
 喜怒哀楽って感情があります。けど、感情は心にはありません。感情は頭を司るのです。心には愛情しかないのです。
 よく、腹の底から怒るとか、ムカっ腹が…なんて言いますが、これも頭の働きにすぎません。怒った時、その感情が心に干渉します。怒りが干渉するせいで心(愛情)が悲鳴をあげるのです。それが腹の底から怒るという状態です。
 ひどい時には、怒りのせいで心(愛情)が燃えてなくなってしまいます。
 けど、心を持っている人間は、心の力で、どんな頭の働き(感情)をもコントロールすることができます。
 心のない女性でも、頭で男を愛していただけの女性でも、子供が生まれると本物の心(愛情)が生まれます。その結果、頭で愛していただけのダンナをほったらかしにして、ひたすら子どもに愛情を注ぎます。

 これが心の働きです。心の役割です。

 もちろん、心って重たいものです。心って苦しいものです。やっかいなものです。『ハウルの動く城』のハウルは、現実社会では男性とは限りません。
 けど、心がなければ幸せなんてやってこないのです。

 

 人生に夢が必要なのではありません。

 夢が人生を創るのです。

 そして、その夢を心で追いかけることができたら、自分を見失わず自分の道を歩くことができるでしょう。

 

 

 本当の友だちって、自分に夢を見つけさせてくれる存在。
 馬鹿騒ぎをして、せっかく心に灯った夢という名の火に水をかけてくれるような存在ではありません。中身のない薄っぺらで無責任な言葉をかけて傷口を舐めてくれるだけの存在ではありません。
 1人になって、真剣に自分と向き合える時間を奪ったりしない存在。
 ドラえもんのジャイアンじゃないけど『心の友よ〜!』である存在。

 

 

 本当の恋人って、自分を創ってくれる存在。苦しくて悲しくて喧嘩をたくさんして、それでも心で愛してくれる存在。心があるから、すべてを受け入れられる存在。

 かつての彼女は今の私を見て、何て言うのか。

 

 

 

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