はやぶさ A寝台 シングル個室
乗ったのは、何と!A寝台の個室、デラックスだぜぃ!
それも、自分の金じゃない(爆笑)!
かつて、これほどまでの自分を想像しただろうか?
・・・って、想像なんかできるわけがない、そんな日々を送っていました。
博多方面を背にして撮影しています。
小田原を過ぎるころにはブラインド(カーテン?)がおろされていました。
日ごろブルートレインを目撃すると、妙にカーテンが閉まっている印象がありますが、それがこれ。
扉には電子ロックがあります。
ただ、食堂車がついていないので、長い時間、部屋を空けるようなことはありませんでした。
個室です。
窓際。
テーブルの前の白いシーツの上、テーブルとの間に胡坐をかいて座り、ただひたすら外を眺めていました。
夜、室内灯が窓に反射してしまうので、部屋を真っ暗にし、ひたすら夜の景色を眺めていました。
坂本竜馬が船の中で、近代日本のとるべき新国家体制の基本方針とされる 『船中八策』を書いたそうですが、それを真似して(笑?)、私の場合は、これまでの人生とこれからの人生について考え、ノートしました。
考えるには15時間という列車の旅はもってこいです。
スイッチ類と電灯がついている廊下側の壁。
窓の外を見るのが好きなので、寝る際は窓側を枕にしたのですが、
この配置からすると、廊下側を枕にするんでしょう。
・・・って、窓側を枕にして寝ると、すぐに思い知りました。
思い知りたい人は実際に乗ってみてください。