過去を変えに…。
横浜駅…。
この駅も、惨めな思い出がありました。
夜中、乗り換えにあたる駅だったのですが、横浜市営地下鉄線に乗り換える際、一度わざと外へ出て、煙草を吸っていました。というのも、市営地下鉄の電車自体がなかなか来なくて、ホームで10分以上、待たされることもしばしばだったからです。
夜の帰り道…。
帰宅を急ぐサラリーマンや学生がたくさんいました。
そこで惨めに煙草を吸っていました。
乗り換えで、一度外に出たところの目の前に『ビック・カメラ』さんがありました。
その店のすぐ近くでタバコをくゆらせるのですが、散々、ビックカメラさんのテーマソングを聞かせられていて、未だにあのメロディーを聞くと惨めになります。
『み〜なとみらいにじぇいあぁる〜♪そうてつけいきゅうちかてつも〜♪おしゃれなよこはまみなとまちぃ〜♪び〜っくびっくびっくびっくかめらぁ♪』
この日、本当にくだらないけど、『復讐』をしました。
惨めだったあの頃を美しい想い出に変えるために。
未来は変えることができる。けど、過去を変えることはできない。
何か悟ったようなことをいう人がいますけど、私はそうは思いません。
過去も変えることができる!!
私は、大勢の、過去を変えてきた人たちと出会いましたよ。
過去も変えることができるんです。
『その後(のち)、その地で打ち立てる己の力』
『自分がこれから何をしていくか』
それによって『地獄のような過去』も『忌まわしい記憶』も『トラウマとして心に居座り続ける記憶』も、すべて『美しい想い出』『思わず笑っちゃう苦労話』に変えることができるのです。
悪い・苦しい・惨めと思い込んでいた過去が美しい記憶へと変わるのです!
私は、そんな過去を変えに、はやぶさに乗りました…。
スドンケン・シュタイン
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