[1466] 管理者 さん 2011年12月10日(土) 12時28分
初めまして。返信が遅れてごめんなさい。
ウチの受験生たちも大変な毎日を過ごしています。中には不合格で落ち込んでしまう学生も。そして、結果を待っている間、ストレスで体調を崩してしまったり…。
不合格で落ち込んでしまうのは誰でも同じことで、落ち込まない方がおかしいというものです。ぜひこの苦境を乗り越えてください。
不合格自体、問題がないかと言うと問題はありますが、それ以上に大切なのは、そこからどうやって立ち上がるか、立ち直るかです。ころんで擦り剥くのは痛くて苦しいかもしれません。けど、その場で泣いているだけなら前には進めないでしょう。
センター推薦、いいと思います!
けど、まずは気持ちを安定させなければ、何をやっても駄目な感じがして周囲が灰色に見えてしまいます。
先日、小論文の授業で『一の言葉 二の言葉』というのをやりました。これは、お医者さんが余命少ない患者さんと接する時、何が大切なのかというお話しで、一の言葉よりも二の言葉が大切だ、みたいなお話しでした。
一の言葉とは、一番目の言葉という意味ではなく、一人称の言葉で、一方通行になってしまう言葉という意味でした。形式的で硬直した言葉、近代語、抽象的な言葉、机上の言葉、主に脳から出てくる言葉、等々。
それに対し、二の言葉と言うのも二番目の言葉と言う意味ではなく、二人称の言葉で、相手が存在し、相手の中に入って行って、初めて意味を発する言葉という意味でした。心の通う温かい言葉、原始語、具体的な言葉、生活の言葉、主に身体(心)から出てくる言葉、等々。
先生をはじめとする周囲の大人たちって、どうしても一の言葉ばかり吐いてしまうんですよね。はーさんをはじめとする若い世代には、二の言葉が必要なのに。
友達と、思いっきり、ぱーーーーーっとやっちゃう、これが一番の立ち直りの方法だと思います。
周囲の大人たちは反対したり不安になったりして戒めようとするかもしれませんが、そんなの、自分が心配だから、その不安を相手に(受験生に)押し付けようとするだけです。気にする必要はありません。…って、もちろん、その期間が長すぎたりしたら私も注意しますが(笑)。
暫く、ぱーーーーっと行って、それからまた困難に向き合いましょう!!
因みに、ウチの受験生たちは、場所柄、よみらんのイルミネーションを見に行ったそうです。
“よみらん”?何のことか分かりませんでした。
そんな大人たちに、はーさんたちを立ち直らせる言葉はないでしょう(笑)。
まずは立ち直ること!それに徹してください!
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