中国のページです。
私が小論文で『国際化』だの『異文化交流』と言ったテーマを教える時、強く指導する点は、『個人対個人』であることがらも、『文化対文化』という図式で対人関係をとらえてしまうこと危険性です。
例えば、同じ日本人同士でも、大阪弁を話す大阪人を他県のものが見た時、『彼は大阪風だ』と考えてしまいます。そして、その大阪風の彼が、タコ焼き嫌いだったりすると、『大阪人のくせに!』となってしまいます。逆に、関東圏の人が納豆嫌いだったら…。相手個人よりも、相手の育った地域や文化というフィルターで見てしまいます。これは不幸だと思います。
映画の中のヘンリー・フォンダの言葉 『個人的偏見を抜きにして物事を見ることは不可能です。しかも、その偏見は人の目を曇らせる…。』
というセリフが忘れられません。
偏見を抜きにして見ることができないなら、その偏見を変えてやればいい、偏見を変えることならいくらでも可能でしょう。
そこで、このページでは、そんな一般的な色眼鏡で曇った人に、違う色眼鏡をかけてもらおうと企図し、アップしていこうと思います。
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