[340] 管理者 さん 2007年07月12日(木)
00時22分
はじめまして。書き込み、ありがとう。
赤点なんて気にするな!刑務所を出た人間が更生して、大学で学問を身につけようとしたとき、AO入試を利用するかもしれない。そんな前科者にも、いや、そんな前科者にこそ再挑戦の場を与え、門戸を開くのが大学の使命だ。だから大丈夫!
…と言いたいですが、ご心配ももっともだと思います。
実際、このサイトのどこかでも書いてあったと思いますが、AO入試での線引きは本当に難しいですから。大学によって変わってくるというのも現実です。その『大学による』というのも、先生たちの会話、たとえば『前回は数学ができないのばかりとっちゃったから今年は数学ができる学生を取ろう』だのといったことで決まっちゃったりします。つまり、不合格の本当の理由が分からない場合が普通です。
中堅より上で、しかも英語の学力審査があるんですよね?
原則、未来を評価するのがタテマエですから将来性を評価されれば十分なのですが、中には推薦入試とたいして変わらない入試の大学もあります。心配でしたら、やはり地元の予備校や学校の先輩たちの情報を集めて検討してみましょう。
私の場合、中堅より上の大学を狙う受験生には、赤点云々以前に、AO入試で決めようと考えず、必ず学科試験の一般入試へ向けた対策もやるように指導します。つまり、AOで決まればラッキーで、決まらなくても一般入試で勝負をかける!といった戦略です。これで間違いありません。
…って、当たり前のようですが、少し違います。
初めからAO入試しかあてにしない受験生は、結構、中途半端な努力しかせず、自然に不合格となります。特に『楽して合格したい』が本音の受験生なんていようものなら、簡単に見抜かれてしまいます。対照的に、一般入試でも勝負をかけようと必死に学科試験対策をしている受験生は、気迫勝ちとでも言うのでしょうか、自然にAOで決まっちゃいます。気迫に勝るパワーは無い!!ってところだと思います。
皮肉な話ですが、そんなもんです。
受けるからにはこぼれたミルク(赤点)を無視し、学科も努力しながら突っ走れ!!
がんばれ!
|