[214] 管理者 さん 2005年11月08日(火) 09時24分
自由です。
一つのこととは決まっていません。このサイトで散々言っていますが、この手のものに正解なんてありはしません。ただ、二つ以上のことを言おうとするとどうしても時間的に無理が出る場合がほとんどです。ですので私も便宜上『一つのことでいい』なんて言ったりもします。上手くつなげられるならいくつしゃべっても良いでしょう。
長さは、人、および、しゃべる内容によります。『一分間で自己紹介(PR)をしてください。』なんて質問が出るくらいですから、一分以内を目処に面接の原稿を作ってみて、それを誰かに聞いてもらい、感想を聞いてみてください。たとえ一分足らずといえどもくだらない話って聞きたくないし、逆に面白い話なら一分ってすごく短く感じます。
特別選抜入試のタテマエは、あくまでも絶対評価。そのために面接や小論文でその人個人を見るわけですから、採点基準は人間だと思ってください。また、合否判定も『数字』ではなく人間が行いますから、規則性なんて存在しないのです。
座り方が10点満点。目線が20点満点。歩き方が50点満点(そのうち膝の角度が20点、背筋が20点、歩幅が10点、合計50点)。こんなものはまったくありません。参考書や先生が教えているのは『好印象を与える一見解』に過ぎないのです。
趣味は何ですか?と聞くと必ず『読書』または『音楽鑑賞』と答える。「読書?最近の若者の活字離れが言われているのに、うちの大学を受ける受験生は読書家だらけだなぁ(爆笑)。」って皮肉ですよ。私からすれば『読書』なんて答えるのは逆に印象を悪くすると思います。「どうせ嘘だろ(嘲笑)。」って具合に。
人から指示されたのを答えるって、自らの人格を否定した『ロボット』の答えだと思います。自由に、自由に考えましょう。
ですから『趣味は釣りです』なんてのもまったく問題ありません。『釣り』と答えて『学業がおろそかになっていると思われるんじゃないか?』という思考こそロボットである証です。学業は『成績表』が示していますから。さすがに『盗撮です』なんて答えるのは人格を疑われます(手鏡を没収されたW大学の某教授なら合格させるかもしれませんが:爆笑)。
先生たちが『こう答えろ』とか『それはだめだ』とか強要してきますが、それを丸々信じる必要はありません。常識を逸脱しなければ何を言ってもまったく問題ないのです。
面接や小論文で答える内容に規則性や法則性を求めるのは逆効果です。
ただ、例外もあります。中にはロボットを求めている大学もあります。事前に確認するのは忘れないでください。
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