[178] 管理者 さん 2005年11月05日(土) 15時45分
ごめんなさい。分かりません。けど『双括』なら分かります。
嫌みったらしくてごめんなさい。けど、『総括』とインターネットで調べてみましょう。学生運動が盛んだったころの血生臭い話題が出てくると思います。お父さんたちに『“総括”って何?』と聞いてみましょう。ギョッとするでしょう(笑)。
さて、『頭括式』も『双括式』も分かりやすく言うと私が散々書いているとおり『結論から書き始める』方式です。
日本人が文章を書く時って、どうしても『追歩(追尾)式』になりがちです。『昔々あるところに…』みたいに、お話が順に展開され(流れ)て行き、最後にならないと何がいいたいのかわからない、という文章になりがちです。そう。ちょうど遅刻したりして怒られたたとき、私たちは、まず、言い訳から話はじめてしまいます。『なぜ遅れた?』と言っても、その原因を即座に答えず、長々と話し始めてしまう、それと似たような感じです。
なので、大学の先生も『結論から書け!』と指定したのでしょう。くどいようですが、海外では『結論から書く』ようにしなければ読んでさえくれません。昔の日本の軍隊では、この日本的思考が邪魔になるとかで、あらゆる物事を結論から話すように訓練を徹底したくらいだそうです。
さて、話を進めると、『頭括式』とは、最初にテーマが示され、その後に説明、事実、例証が並んで行く形です。英語の時事問題の練習とかすれば必ず書いてありますが、英字新聞の記事がそういう構成になっています。そして、『双括式』とは最初に主題が示され、続いて説明、事実、例証が並び、もう1度最後に締め括(くく)る方式の文章のことを言います。
簡単に説明するとこんな感じです。このサイトでもアップしようと思っていますが、時間がなくてなかなかアップできず、ごめんなさい。
この手のお話は、君たちが高校で買わされた国語の資料集(?)『国語要覧』とか『国語便覧』とか呼ばれる本の最後の方に必ず『文章を書く手順』みたいなページが設けられ、分かりやすく図解されているはずです。今は、それを参考にして下さい。もし、手もとの『国語要覧・便覧』に載っていなければ『そんなのを買わせた国語の先生は『クソ』です。』ってHPで言ってた、と先生に言いましょう(冗談)。
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